私たちは長い時間、木や石、そして草花と過ごしてきました。小屋作りには様々な要素が必要ですが、フィトライフの小屋の中心にあるのは「庭師のココロ」です。植物や石の持つ魅力、そしてチカラ、輝き、美しさ、それらを最大に活かした空間を作りたい、その中で植物たちと共生する場に佇みたい。そうした願いにも似た気持ちが「庭小屋」を生み出した背景にあります。
庭小屋を作り出したきっかけは、庭に置く物置からでした。スチール製の物置の前に植えられた草花は妙に場違いなものでした。しかしながら、物置も生活に必要なものです。なぜ、庭とスチール製の物置は合わないのでしょうか?
庭は元来ブリコラージュで作られます。手近な材料を寄せ集め、造形していきます。一方の建築は「目的」に合わせて真っ新な場所に材料を持ち込み制作されます。庭は、本来ある時にはそこにある石を立てて「景石」にし、また、土に埋めて「飛び石」にし、さらに組んで「土留め」にします。目的がどのように変化しても組直せますが、建築ではそれが出来ません。
建築の作り方は、時代とともの進化し近代化されていきましたが、庭の中に眠る古層の作り方とは一方乖離してきたと言えます。それがスチール製の物置と植物の間に横たわっている深い溝ではないかと思います。その溝(ギャップ)を現代の庭師として乗り越えたい。その想いが庭小屋になりました。
庭小屋は、「暮らし」と「自然」が繋がるもの、自然の中に佇むものでありたいと考えています。
フィトライフの庭小屋は、ひとつづつオリジナルに作られます。定型化やパッケージ化向けた努力をしたことも何度もありますが、断念しております。それは、立地条件もありますが、何よりもお客様の「夢のカタチ」がひとりひとり違っていたからです。
家と異なり「ソト暮らし」は、深く多様なお客様の物語があるように思います。当初、物置のご要望が多いだろうと思っておりましたが、実際にご相談頂いた内容は、それほど単純なものではありませんでした。「庭で朝食を楽しみたい」「遊びにくる孫のために小屋が欲しい」「自宅の庭で教室がしたい」。ご要望を考えると、ひとつづつ窓の大きさが違い、必要な大きさも異なります。断熱や電気配線も違います。「土足で良いのか?」「シンクは必要なのか?」など、庭小屋がその方にとってどんな世界を手に入れたいのかによって、全ては変わってしまうからです。
ソト暮らしは、家よりももっと個性的なオリジナルの世界なのかもしれません。
私たちの庭小屋は、お客様にとって小屋を購入されるのではなく、ご自分の夢をカタチにされるものだと思いました。 これからもローコストと戦いながらひとつづつ庭小屋を制作したいと思っています。
Charlotte(シャルロッテ)は、ゲーテの「若きウェルテルの悩み」の登場人物である「美しい貴婦人の名前」から命名しました。
庭先でのお客様をお持てなしするスペースとして、趣味を活かしたショップとして、コレクションの展示スペースとして、様々な目的でお使いいただいております。
主な用途 | 趣味の部屋 / ショップ / 集会場 / 展示スペース / 物置 |
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床面積 | 6.0m²〜/ 1.82坪〜 |
費用 | 1,000,000〜(諸費税別) ※小屋のみの価格となります |
Anne(アン)は、もちろん「赤毛のアン」の主人公にちなんだ命名です
小さいながらも作り込むことで、庭そのものを引き立たせるアクセサリーとして、物置や小部屋として、お子さんやペットの遊び場として、ご利用いただいております。
主な用途 | 物置 / 雑貨置き場 / 子どもの遊び場 / 犬小屋 / 遮蔽(目隠し) |
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床面積 | 0.48m²〜/ 0.15坪〜 |
費用 | 290,000〜(諸費税別) ※小屋のみの価格となります |
その他、サイズや素材に関わらず、お客様のご要望に応じて、自転車小屋や犬小屋など様々な小屋を制作いたします。また小屋は、狭いスペースを有効活用、遮蔽(目隠し)などの暮らしの様々な問題を解決することも可能です。
是非ご相談ください。
主な用途 | 趣味の部屋 / 作業スペース / 自転車小屋置場 / 農機具置場 / 薪置場/ サンルーム / 物置 / 遮蔽(目隠し) |
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床面積 | 3.6m²〜/ 1.09坪〜 |
費用 | 390,000〜(諸費税別) ※小屋のみの価格となります |
外観
イタリア漆喰塗り
板張り
ドア
オリジナルドア
既製ドア
窓
オリジナル窓
既製サッシ
天井
イタリア漆喰仕上げ
化粧板張り
ニッチ / 棚
ニッチ
棚や机
床
板張り
アンティークレンガ張り
照明 / 電気 設備
照明
クーラー
水道設備 設備
シンク
シンク(棚つき)